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外音取り込みが最強な革新的(?)穴あきイヤホン LinkBuds 【レビュー】

皆さんこんにちは!

今回は外出する時に絶対活躍するイヤホンLinkBudsをレビューします!

LinkBudsは、Sonyが現在展開しているLink Budsシリーズの最初のイヤホンです。

LinkBudsシリーズには、今回紹介する「LinkBuds」と後継の「LinkBuds S」があります。

 

 

 

 

「穴開いてるじゃん!!!?」

 

そうです。LinkBudsは穴をあければ外音取り込めるだろうという皆が考える力技をリアルでやっちゃった製品なんです。

 

実際に外音取り込み性能は最強です。穴が開いてるので。

 

驚いたところで本体を見ていきましょう

 

外観

本体



 

(ドライバー部分の映り込みが激しいので一部画像に処理を施しています)

 

やはり外観はこれイヤホンなのか?という形をしていますね。

耳に入れてるわけではないので、スピーカーを耳に置いてるイメージに近いです。

 

ケース

 

ケースの開閉は物理ボタンで、磁石でパタっとはなりません。

 

ケース背面にはペアリング等で使うボタンとUSB typeC充電ポートがあります。

 

 

装着感 ★★★☆☆

装着感は悪くないです。普段のイヤホンに慣れていると、外れるんじゃないかという感じがしますが、適切なサイズのイヤーウィングを装着していれば、頭を振っても落ちることはありません

ただ、やはり耳に入れているわけではないので、その装着感に慣れていると多少の違和感はあります。慣れれば問題ないでしょうが、個人的に装着感がめっちゃいい!という感じではありませんでした

 

音質 ★★★☆☆

音質に関しては、さすがソニー!と言いたいところなのですが、開放型であるということで、やはり低音は弱いです。これはカナル型以外では仕方ないことなのですが、物足りなさは感じてしまいます。

新開発のドーナツ型12mmドライバーという大型のものを搭載しているのもあり、低音は逃げるものの、中高音域はしっかりめに聴こえます。

解像感も、開放型ということを考慮すれば十分です。自分から聴きに行けば、ギターやシンセサイザーの小さな音もボーカルに埋もれずに聞こえてきます。

一方で、低音寄りのドラムの音は軽いです。重低音を好む方はかなり物足りないと思います。

色々言いましたが、LinkBudsのコンセプトは、「ながら聴き」です。その点を考慮すれば十分すぎる音質です。特に低音が強かったらそっちに意識が行っちゃいますからね。バランスはいい感じだと思います。

 

デザイン ?

こんなイヤホン今までになかったので比較できません。

ただ、この形は好き嫌いが分かれそうですね。

耳の装着しているときは出っ張りもなく、耳に対してフラットになるので主張は抑えめです。ながら聴き、ずっと着けていられるというコンセプトに沿ったデザインに仕上がっていると思います。

 

ケースは非常にコンパクトで、シンプルなマット仕上げとなっています。

完全な黒(白)ではなく光沢のないラメのような模様が入っており、飽きのこないデザインです。

ただ、プラスチック感は満載なので、高級感があるかといわれると「うーん」という感じです。

 

音漏れはする

静かな環境だと、40%の音量でも1mくらいの位置でかすかに鳴ってるのが分かります。

構造上仕方ないのですが、人が多く、静かな空間では使用しないほうが良いくらいの音漏れです。家とか外とかで使う分には大丈夫ですが、美術館とか図書館で使うのはやめたほうがよさそうです。

また、音量を大きくする(大体60%以上)と外の音が聞こえないくらいになります。

コンセプト的には外で使うことも想定されているでしょうが、音量を上げすぎると車の音とか普通に聞こえないので注意しましょう。

 

まとめ

中高音よりで集中力を妨げない音質、軽い装着感、コンパクトな携帯性◎で、「着けていることを忘れるながら聴きイヤホン」というコンセプトに沿っているバランスのいいイヤホンです。

家の中、外出中問わず、様々な状況で利用できる製品だと思います。

また、カナル型と違い耳に入れないため、長時間装着していても耳に優しいという点もながら聴きには嬉しいポイントです。

 

今回はSonyのながら聴きイヤホ「LinkBuds」を紹介しました。

気になった方はぜひ家電量販店等で実機を視聴してみてください!