2月26日、XiaomiはMWC Barcelona 2023の開催に先立ち、スペインのバルセロナで「Xiaomi 13」シリーズのグローバル展開を発表しました。
日本での発売は明言されませんでしたが、11、12と日本で発売されているので、発売される可能性は高そうです。技適の認証を待ちましょう。
今回、グローバル展開される製品は既に中国国内で発表されている「Xiaomi13」「Xiaomi13 Pro」そして、新たに追加された「Xiaomi13 Lite」の3機種です。



13、13 ProがSnapdragon8Gen2なのに対し、Liteは7Gen1となっており、ミドルスペックとしての展開がなされます。
以下スペックを見てみましょう
「13 Pro」「13」には最新のSoCである8Gen2が搭載されています。
ベンチマークスコアはあのiPhone 14 Proにも搭載されているA16bionicチップを凌駕する性能を示しており、非常に高性能なSoCといえるでしょう。
「13 Pro」はgorilla glass victusのディスプレイを採用していますが、最近のハイエンド機にはgorilla glass victus+が搭載されているものもあるのでここは少し残念なポイントです。
「13 Pro」は12T Proに引き続き120W充電に対応しており、「13」「13 Lite」も67Wの急速充電に対応しています。
しかし、対応するACアダプターが必要なことや、急速充電はバッテリーを痛めるとも言われていますからここまでの速さがいるかは議論の余地ありだと思います。
そしてなんといってもガジェットオタクとして見逃せないのがLeica監修のカメラです。
Leicaのカメラって本当に高いです。平気で100万とかしますからね。
そのLeicaが監修しているカメラです。解像感や映りが良いのはもちろんのこと、他のスマホより一段上の撮影体験を与えてくれるでしょう。
「13 Pro」に搭載されている1インチセンサーはSony製IMX989であり、これはAQUOS R7やvivo X90といったカメラ超特化のスマホに搭載されているものと同じです。
「13」では、センサーサイズこそ小さくなるものの、2022年6月に発表されたSony製のIMX800を搭載しており、かつLeica監修であるため、素晴らしい撮影体験を与えてくれることは間違いないでしょう。
価格に関して、現在発表されているのはglobal版の価格であり、日本での発売価格とは異なる可能性があります。
global版の価格は、日本円換算で「13 Pro」が約18万5000円、「13」が14万5000円、「13 Lite」が7万2000円となっています。
Proモデルは日本でキャリアから販売されているS23 UltraやAQUOS R7、Xperia 1IVといったハイエンドモデルと同程度の価格となっており、前作12 Proより値上げされています。
しかし、スペックでみると割安に感じてしまうところが中華スマホの怖いところです。
Liteモデルは、かなりコスパが良いように思えます。
7Gen1はAntutuベンチマークのスコアがおよそ55万点とそれほど高くありませんが、重いゲームを最高画質でプレイしたい!といったことは無理でも、通常の使用でレスポンスが悪いといったことはないでしょう。
今回はGlobal版が発表されたXiaomi13シリーズの紹介をしました。
12 シリーズはGlobal版はあったものの、日本では未発売でしたが、Leica監修のカメラを搭載したスマホは非常に興味がそそられますし、ぜひ日本で発売して欲しいところですね!